ダイエットFの榊@管理栄養士です。
新聞朝刊の面白かった話題から。
ゲーマー、科学の難問を3週間で解明
ゲーマーが、複雑に折りたたまれたたんぱく質の立体構造をパズルのように探るソフトを使って、パソコン画面で、たんぱく質の素材となるアミノ酸の鎖をいじり回し、効率のいいたたみ方を競い合ったの。
で、猿のウイルスの酵素を出題したところゲーマーが解いたと。
この酵素はHIVの増殖に鍵を握り、酵素の働きを阻害するエイズ新薬の開発に役立つ可能性があると。
すごいぞ。
コンピューターゲームの力(パズルをとく)ゲーマーと科学の研究者の力で3週間で答えを出すって。
ゲーマー、科学の難問を3週間で解明
【ワシントン=山田哲朗】10年以上にわたり科学者を悩ませてきたたんぱく質の形を、オンラインゲームの参加者がわずか3週間で解き明かした。
成果は専門誌の電子版で発表され、貢献したゲーム参加者2チームも論文に名前が載った。
このオンラインゲームは「フォールドイット(たため)」と呼ばれ、米ワシントン大の研究者が2008年に開発した。複雑に折りたたまれたたんぱく質の立体構造をパズルのように探るソフトで、参加者はパソコン画面で、たんぱく質の素材となるアミノ酸の鎖をいじり回し、効率のいいたたみ方を競い合う。
同大のデビッド・ベイカー教授らが猿のウイルスの酵素を出題したところ、世界中の参加チームが次々と改良を重ね、安定した三次元モデルを作りあげた。教授らは、このモデルを基に数日のうちに構造を確定した。
(2011年9月23日09時25分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110923-OYT1T00073.htm?from=main4