ダイエットFの榊@管理栄養士です。
ハーバード大学のサンデル教授の白熱教室はNHKテレビでもやってるし、本にもなっていて有名。
あるテーマに討論をしながら、授業を続けて、学生に考える力をつけるやり方。
この著書の北川智子先生は、ハーバードではマイナーな日本史ながら、興味を持たせる講義を行って人気が出ている先生です。
彼女がハーバードのサマースクールで興味をもったのは、アメリカの大学での日本史がサムライで、織田信長にしろ、徳川家康にしろ男性しか出てこないってことで、必ず、陰にいる女性たちは?ってことで、大学院修士、博士と研究したのがきっかけ。ついにレディサムライという講義もってる。
興味をもち、どんどん知るという勉強は楽しいから苦にならないんですよね。
彼女の講義では、ラジオ番組、映画の番組まで学生に作らせる体験型授業、力が入っています。
ただ、単に講義形式だと、情報が耳から目から入るだけで一方的で、考える力がつかないから。
今後も彼女、北川先生の活躍に期待ですね。
日本の大学でも以前から、討論式の授業をする先生はいました。
それも女性の先生が多かったよね?(日本女子大学では)
日本女子大学の夏期スクーリング授業は7月末から8月末までの約1カ月強の講義があります。
この時、学内のすばらしい教授が講義をするのですが、海外出張やら研究で不在の先生は、代行に他の大学の優秀な女性教授を招聘してくれるのです。
それがまたすばらしい先生ばかりでしたね。
たとえば、女性論の講義では岩本裕子先生といって浦和短期大学の助教授が来られて1週間の2コマずつの講義でした。女性の問題を語るにあたり、岩本先生は、アメリカ黒人女性の歴史研究家の観点から語る。そこでジャズの1フレーズなど講義で聞かせてくれたり、リアルにその昔の奴隷解放時代からの黒人女性の置かれてる状況などがよくわかったりしましたね。
子育てしながら研究されて、アメリカにもよく行かれ、とても素敵な先生でしたね。学生はみなあんな素敵な岩本裕子先生のような研究者になりたい!と思ったはず・・・
結局、私は岩本先生の著作の本を3冊購入してしまったー。