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fusako@管理栄養士のブログ


■2010/4/3 - 「最後の晩餐」に見る食事量の変遷

ダイエットFの榊@管理栄養士です。
歴史は大好きで、今だにいろんな本を読むし、歴史が残す食についての話題なども講演ネタによくしています。
最後の晩餐がこの1000年で食事量が増えて、書かれているそうです。
農産物の生産量向上、食糧経済の発展と理由はあるでしょうが、個人の食卓の中身としては、1番の理由はやはり「飽食」なのでしょうね。
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飽食の時代へと向かう危険信号が絵画にも早期に現れていた可能性がある。過去1,000年の間に、キリストの最後の食事を描いた「最後の晩餐(The Last Supper)」の料理の分量が増え、大皿になってきているという。
.芸術作品にみられるこの変化は、この1,000年で人々の食事量が徐々に増えていることを示すものであり、過食をさらに助長する現象とも考えられると、米コーネル大学(ニューヨーク州)食品ブランド研究所長のBrian Wansink氏は述べている。
Wansink氏らは、「最後の晩餐」を描いた有名な絵画52点を対象に、描かれている料理、パン、皿の大きさを人物の頭部の平均サイズと比較し、分析した。その結果、1,000年間で料理および皿の大きさがともに約3分の2増えており、パンも約23%大きくなっていたという。絵画に描かれた物のサイズ測定にはコンピューター技術を利用。この報告は、医学誌「International Journal of Obesity(肥満)」オンライン版に3月23日掲載された。
「この1,000年で食品の生産性、利用性、安全性、豊富さが劇的に向上し、価格も手ごろになっている。芸術は生活を模したものであるため、このような変化が歴史上最も有名な夕食を描く絵画にも反映されてきたと考えられる」とWansink氏は述べている。
[2010年3月23日/HealthDayNews]
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