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fusako@管理栄養士のブログ


■2013/3/19 - 日本糖尿病学会から、糖質制限についての提言

日本糖尿病学会会員のダイエットFの榊@管理栄養士です♪

日本糖尿病学会から、糖質制限についての提言が出ました。

現時点で、総エネルギーの摂取量の制限を最優先する」というものです。
栄養比率は、炭水化物50-60%、たんぱく質20%、残りを脂質とする3大栄養素の摂取比率が妥当とした。(脂質が20−30%ということ。今までと変わりません)
ただし、「患者の嗜好性や病態に応じて炭水化物の摂取比率が50%を下回ることもありうる」としています。

宇都宮一典委員長は、
「極端な糖質制限は、筋肉量低下などの栄養学的な問題を生む。
ただし、ほかの栄養素とのバランスをみて、一定の枠内で糖質比率を
下げることは考えられる。適正な基準を定めるための検討を続ける」

欧米のデータが、肥満の割合を示すBMIが30−35以上のことが多く、肥満度数が違います。
日本人にあった炭水化物摂取量についての検討が少ないからです。
欧米人の場合、もともと炭水化物の摂取量が多いですからね・・・

やはり、糖尿病の患者さんの食事については、管理栄養士のアドバイスを聞いて、上手にバランスを考えてカロリーを控えて頂ければと思います。血糖コントロールには、食生活は重要です。

↓新聞社のネット版は詳細が少ないです。


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糖質制限食、現時点で勧めず…糖尿病学会が提言

主食を控える「糖質制限食(低炭水化物食)」について、日本糖尿病学会(理事長=門脇孝・東大病院長)が初の提言をまとめた。

 安全性などの科学的な根拠が不足しているとして極端な糖質制限は「現時点では勧められない」としたうえで、適正な摂取量については「今後、積極的に調査・研究の対象とすべき課題である」との見解を示した。

 提言は昨年8月に設置した「食事療法に関する委員会」(委員長=宇都宮一典・慈恵医大教授)が、国内外の論文を検証し作成した。

 提言では、糖尿病の食事療法は「総エネルギーの摂取量の制限を最優先とする」と従来の立場を改めて強調。そのうえで、欧米での研究は対象が、極端な肥満を示すBMI(体格指数)30〜35以上のことが多く、肥満度が異なる日本人に合った炭水化物摂取量については科学的根拠がそろっているとは言えないとした。

(2013年3月19日 読売新聞)
http://diet-f.com/blog/archive_1101.htm

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