札幌のダイエットFの榊房子@管理栄養士です。
昨日は札幌ロイトンホテルで、第14回北海道フードフェアにて田中製餡さんのブースで販促やマーケティングのお手伝いでした。
具体的に「低糖質のあん」が出来まして、そのあんを使ったたい焼きで血糖負荷試験を行い、そのデータの紹介をしました。
低糖質のあんことは、小豆のほか、砂糖を使わず、低カロリー甘味料を使用し、
小豆の皮や水溶性食物繊維を入れて餡が作られました。
そして、そのあんを使ったたい焼きを、朝ごはんを絶食で集合し、空腹時血糖を測り、
食べてから食後30分、60分、90分、120分と血糖を測定しました。
別な日に(2週間あけて)、通常の砂糖を使ったあんを入れたたい焼きで同じように血糖の測定を行いました。
赤い線が普通の砂糖でつくったあんこたい焼きの血糖曲線。
水色の線が低糖質のあんこたいやきの血糖曲線。
青い線は低糖質あんこのたいやき(食物繊維が多い、低カロリー甘味料)なので、
ゆっくり血糖が上がり、インスリンが出過ぎていないので、ゆっくり下がっています。
赤い線が食後に早く血糖が上昇し、インスリンが出て、素早く下がります。
120分後までしか、測定していませんが、その後も、測定すると、赤い線がもっと血糖が下がり、
低血糖気味になることが予想されます。
次の食事の前に、早く低血糖気味になると、また何か欲しくなる、間食が欲しくなるという
曲線です。
こちらの男性の血糖曲線がわかりやすいかも・・
ダイエット中には、間食を控えたいのですが、砂糖がいっぱい入ってるものや血糖値が早く上がるものは、あまりお勧めできないのです。
栄養価はこちら。
低糖質あんのたい焼き1個分(あん80g)
熱量 239kcal 糖質37.3g 食物繊維 25.0g
通常あんのたい焼き(あん80g)
熱量315kcal 糖質61.6g 食物繊維 4.6g