ダイエットFの榊@管理栄養士です。
道産子です。それも知床斜里町出身です。
斜里高校1年生の宿泊研修は、羅臼岳登山です。1660メートル。片道4時間半くらいでしょうか。高校生の時に登り、数年前にも登りました。なかなかのしんどい山です。(私にとっては!)
この羅臼岳から硫黄山に縦走するルートです。
今の時期にあろうはずのシレトコスミレがエゾシカの被害にあってるそうです。高山植物なので、ここまで来ないと見れない花です。そして、夏ではなく、咲いてるシーズンに登らないと見れない花です。
知床ではエゾシカがすごく増えてるそうですが、ここにも被害が・・・
割とふだん、里山というか、低いところにいるはずですが、えさを求めて今の時期に上にいるんでしょうね・・・・
シレトコスミレの画像を見たい方は読売のサイトからどうぞ。
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知床の希少種「孤高の花」、エゾシカが食い荒らす
エゾシカによる食害が確認されたシレトコスミレ
エゾシカに食べられたとみられる株=環境省提供 世界自然遺産の北海道・知床半島で、貴重な高山植物のシレトコスミレ(高さ4〜5センチの多年草。スミレ科)がエゾシカに食べられる被害が発生していることが明らかになった。食害は2年連続で発生したことが確認され、環境省は「一過性ではないことは明らか。被害が急増する可能性がある」と警戒を強めている。知床の厳しい自然に耐える象徴として、「孤高の花」とも呼ばれる希少種のシレトコスミレは、知床半島の高山帯、主に知床連山の硫黄山(1562メートル)周辺に群生している。同省の調査で、昨年7月上旬に11株、今年は6月下旬に31株が食いちぎられていたことがわかった。周辺にエゾシカの足跡が残っていたことから、同省ではエゾシカが食べたものとみている。現在確認されているシレトコスミレは約3万6000株。繁殖地帯が限られていることから、同省では「知床を代表する名花が一気に食べつくされる危険性がある」とみて、対策を検討している。知床半島のエゾシカは1980年代以降、急増し、現在、約2万頭に上ると推測されている。ここ数年は人里に出没して木の皮や芽などを食べ、木を枯らしてしまう食害が発生。同省では、個体数の急増でエサに困ったエゾシカが高山植物にも目をつけたのではないかとみている。(2009年7月13日10時33分 読売新聞)