株式会社ダイエット.F

fusako@管理栄養士のブログ


■2010/4/12 - 糖尿病劇場in札幌2010 CDEスキルアップセミナーその2

ダイエットFの榊@管理栄養士です。
昨日は、札幌CDEスキルアップセミナーで糖尿病劇場でした。
実践的糖尿病患者教育研究会でここ数年勧める手法で「糖尿病劇場」。
その1の続きです。

土曜日の遠征して来られた劇団員さんは
沖縄県ハートライフ病院糖尿病センターの山本先生、
東京朝比奈クリニックの朝比奈先生のほか、京都医療センターの岡崎先生、
パワーアップした東京医科大学八王子センターの栄養科深谷さん、
それから北海道マラソン参加予定の沖縄県ハートライフ病院薬剤部原田さんでした。
第一幕の「食事指導に怒る患者」のケースでは、栄養指導の場面で似たケースがよくあります。グループディスカッションしたり、また参加者の意見をケータイdeアンサーという、携帯に書き込みしてもらい、そのまますぐ会場のスクリーン画面に出したりしました。
面白い取り組みでした。

私が経験したよくあるような似たケースは、
夫婦の会話も糖尿病を介してよく不足したり・・・。
「糖尿病だからダメ」「糖尿病でも食べたい」とけんかします。
夕食が毎晩飲み歩きの夫だと朝昼の食事を用意する奥さんに
「私がこんなにがんばっているのに」と非常に低カロリーの食事を用意し始めたりします。
どんどんエスカレートしている奥さんも過去にいました。
「もう何年も卵は白身しか使いません」
「え?卵焼きはしないのですか?」
「卵焼きも白身で作ります」
うーん。お弁当によく入る黄色の卵焼きではなく、白身焼き?
「お料理にはすべて白身で?」
妻「もちろんです」
どうしてこんなにエスカレートしてきて、制限厳しいんだろう・・って。
夫婦がもつ糖尿病に対する考えをしっかり聞いて、不安を解消し、糖尿病に対する理解を増やし、誤解せず、夫婦が同じ視点で物事(食生活)を考えられるようにサポートしていく必要があります。

と報告はこのくらいにして、
糖尿病劇場で、札幌のコメディカルに患者指導の在り方について
講義形式よりインパクトを与えたのは言うまでもありません。

栄養指導のスキルをあげたい栄養士がいっぱいいますが、勉強不足と経験不足。
だからこそ、積極的に学ぶ、経験する。
そんな体験の積み重ねが必要ですよね。
私が当日劇団員をやらなかったのは、円卓テーブルでの他の病院の方とのディスカッションをしたかったからです。看護師さんなどの意見を聞きたかったからです。
終わった時、「参加して良かったねー」と声が上がってました。
今回は栄養士スキルアップ勉強会のメンバー6人と参加してきました。

次の糖尿病劇場は、今年の糖尿病学会総会、岡山市で開催されますが、5月29日午前と決まったそうです。
http://diet-f.com/blog/archive_406.htm

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