ダイエットFの榊@管理栄養士です。
昨日の7月6日には、読売ビジネス・フォーラム2010札幌は後楽園ホテルで開催されました。講師は榊原英資さん青山学院大学教授です。大蔵省財務官をされ、早稲田大学、慶応大学と経済学部教授をされ、今年から青山学院大学で教えておられるお方でした。
淡々とスライドもなく、語る先生。メモが遅れる・・汗。
自分で面白いことを言って自分でガハハと笑っておられました。(エライ明るいお方!)
「今後の世界経済と日本」のタイトルでした。
中国アジアに経済が向いている中で、歴史的は背景を話されてました。
19世紀初めに中国とインドが世界のGDPの45%を占めていた。19世紀半ば、(1850年頃ー)からアジアが植民地されたことで、世界から下がっていった。
インドはイギリス、中国の領土、つまり香港もイギリスの植民地と・・
欧米の経済成長。でも、
今後は中国、インド、東アジアが経済を引っ張っていくだろうと。
ギリシア危機によりドイツはノーをつきつけていく、円高は進みユーロは100円になるかもと。アメリカ経済はリーマンショックから回復しているように見えるが、立ち直っていないようだ。住宅減税が切れたところで、米の住宅指標は全部悪い。消費も下降。
ヨーロッパの混乱は出口がみえない。没落があり、ユーロは解体されるかもしれない。
中国の景気が良いのは夏までで、今後世界同時不況がおこるかもしれない。と。
今後の日本はどうあるべきか。
小さい政府が良いのか大きい政府が良いのか、と公務員数や社会保障、税金の問題を話されてました。
詳しい内容は続きます。
次回は、8月に東京学芸大客員教授・元杉並区立和田中学校長 藤原和博先生で「つなげる力でビジネスチャンスをつかめ」です。
榊原教授「年末、円高も」…札幌で読売ビジネス・フォーラム
元大蔵省財務官の榊原英資・青山学院大教授は6日、札幌市で開かれた「読売ビジネス・フォーラム2010」の第2回会合で約300人を前に講演し、年末にかけて円高が進んで1ユーロ=100円程度、対ドルの円相場も1ドル=79円台に突入して過去最高値を更新する可能性があるとの見方を示した。
円高が進む背景として、榊原教授はギリシャ危機に端を発した欧州の混乱が長引くことに加え、最近、発表された米国の経済指標が相次いで予想よりも悪く、米国の景気回復も腰折れするとの懸念が出てきている点を挙げた。
榊原教授は「株価も下落傾向にあり、今夏以降、戦後最大の世界同時不況になる可能性を考えておかなければいけない」と述べ、警鐘を鳴らした。
また、榊原教授は、公共事業に代わる産業を育成して北海道経済の活性化につなげるべきだとも強調した。
(2010年7月7日 読売新聞)