株式会社ダイエット.F

fusako@管理栄養士のブログ


■2011/8/1 - ダイエット中の水分補給の話 その3

ダイエットFの榊@管理栄養士です。

ダイエット中の水分補給の話の続きです。
運動時について。
水分を取らないで続ける運動の仕方は体に悪循環を与えてしまいます。
運動すると,体温が上昇します。そして,体の外へ熱を放出するため,汗をかくことになります。つまり脱水です。
脱水はさらに血液の量が減り,ドロドロしてくるため,疲労が溜まったり,体調不良を起こすことになります。
さらに続くと皮膚からの熱を外に出しにくくなり,悪循環な状態が続きます。

少し前まで,ゴルフ場で接待ゴルフをされていて,倒れたという話はこのケースです。午前中より,ゴルフのプレーをして,昼の休憩のランチではビールで乾杯と,のどを潤します。そして,午後のラウンドで炎天下の中のプレー中に心筋梗塞の発作を起こしてしまったのです。昼に“ビールで水分補給をした”と思われがちですが,ビールには利尿効果があり,すぐトイレで排泄してしまいます。
ビールの利尿作用はアルコールの中でも1番なので,吸収した量以上の水分が排泄されます。午後のプレー中には体温上昇とともに脱水がさらに進んでしまうのです。
ゴルフやウォーキングなど運動時の水分補給にビールなどのアルコール,そして,コーヒーや紅茶,ウーロン茶はすすめません。
コーヒー,紅茶,ウーロン茶などにはカフェインが多く,やはり利尿効果があるからです。水分補給の量をしっかり計っていきましょう。


運動する際の水分補給には,やっぱりお水かミネラルウォーター,スポーツドリンク(カロリーの低いタイプ)です。
その飲み方ですが,脂肪燃焼の効果も期待するところなので,運動の20-40分前に250ml以上,500mlまで飲むことです。
そして,運動中,『喉がかわいた』と感じる前に取ることです。
温度としては6-13度が勧められますので,冷蔵庫から出してすぐのキリキリと冷えた状態ではない方が良いでしょう。冷蔵庫から出して,少し置いておいたぐらいの温度が良いです。また温かい飲み物は吸収が遅いことがわかっています。

*塩分やミネラルの補給はいいのか?と思いますよね。
まずダイエット中の方の運動の場合,運動は最初から長時間は勧められておりませんので。
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