株式会社ダイエット.F

fusako@管理栄養士のブログ


■2011/8/13 - 「肥満で血圧上昇」解明、体重増防止機能、東北大

ダイエットFの榊@管理栄養士です。

ブログで紹介しそびれたニュースです。
肥満をすると血圧が上昇するので、肥満を伴う高血圧の方には肥満解消を行ってもらいますが・・・
体重が増えないようにするために血圧が上昇するという仮説は面白いですね。
検証されつつあります。
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「肥満で血圧上昇」解明、体重増防止機能、東北大
2011年8月10日 提供:読売新聞
肥満になると血圧が高くなるメカニズムを、宮城県・東北大の片桐秀樹教授(代謝学)らの研究グループがマウスを使った実験で解明した。
 動物の体には、食べ過ぎると代謝を活発にして体重が増えないようにする機能が備わっているが、肥満になるとこの機能が常時働くため、高血圧を招いていたことがわかった。
 研究成果は9日付の学術誌「ヨーロピアン・ハート・ジャーナル」に掲載された。
 肥満による高血圧症は、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の主要な症状となっている。
 過食などで肝臓に脂肪が蓄積すると、体内の脂肪を燃焼させようと、交感神経の活動を活発化させる神経シグナルが発せられることが、同グループのこれまでの研究でわかっていた。
 今回の実験では、肥満でないマウスを使って、この神経シグナルを発現させると、交感神経が働いて血圧が上昇することが確認された。一方で、肥満のマウスでこの神経シグナルを遮断すると、血圧上昇が起こらなかった。


追加

メタボの治療に光、肝臓の信号作用が関係、東北大大学院
2011年8月10日 提供:毎日新聞社

メタボ:治療に光 肥満・高血圧、関連解明 肝臓の信号作用−−東北大大学院

 肥満になると血圧が高くなるメカニズムを東北大大学院医学系研究科の片桐秀樹教授(代謝学)らのグループが解明した。肝臓からの神経信号が一定の役割を果たしているとみられ、メタボリックシンドロームの治療につながることが期待される。研究内容は9日付の欧州循環器学会誌電子版で発表された。
 グループはこれまでに、肝臓が発する神経信号が交感神経に作用し、基礎代謝を活発にすることを発見。肝臓がカロリー蓄積のセンサーとして働き、基礎代謝を活発にさせて体重を調節するメカニズムを突き止めている。
 今回、実験で非肥満マウスに肝臓の脂肪を増やす遺伝子を注入したところ、血圧が上昇することを発見。ところが肝臓が発信する神経信号を遮断すると、血圧は上昇しなかった。肥満のマウスでも、神経信号を遮断すると非肥満のマウスと同様に血圧が上昇しないことを確認。肝臓からの神経信号によって血圧が一定程度上昇することを突き止めた。片桐教授は「(神経信号を)活性化させ、基礎代謝を上げれば、一時的に血圧が上昇しても、肥満の治療につながる」と話した。【須藤唯哉】

http://diet-f.com/blog/archive_634.htm

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