ダイエットFの榊@管理栄養士です。
今日も寒いですねーみなさん、がんばって仕事していますか?
さて、研究のことを少し触れてみよう。
管理栄養士さんは「研究したいです」「学会発表したいです」と私に聞いてきます。
「んっ?何をするの?何がしたいの?」とお聞きします。
研究って「やりたいです」と言ってできることではなく、「発表したい」と言って出来ることじゃないです。普段の業務の中から、「改善するためにどうすれば?」「なぜこうならないの?」「他の患者さんはどうなんだろう?」みたいな疑問を持つことが大事です。
そして、研究のためにはちゃんと技法があって、学ばないと出来ない。
だから、学会発表や論文になるまでの道のりは長いのですよね。
遣り始めたら、重箱の隅をつつくように、「これはどうかな?」「じゃあれは?」と疑問が出てくるから、次はそのデータを調べればいいし。
だから、その疑問が「仮説」になります。同時に先行の研究報告をまとめて、似た研究がないか。
先行の報告から得たこと、得られてないことは何か。
「仮説」を論ずるために、「仮説」を否定するために、データを集めて、エクセルに入力して、そして統計処理のソフトにかけたりする。(昔は手計算だよね:苦笑)
何を検証しようするかによって、統計処理の方法が変わるのです。
そして、その得られた結果を論ずる。
論ずる時には、最初の先行研究の内容と自分のデータとの比較も考えながら、結果から結論へと
導いていくもの。集中しないと出来ない作業の連続。
それが、他の人、他の患者さんにメリットになる研究であることが望ましいよね。
途中、データの段階で学会発表して他の研究者とディスカッションするーといのが他の研究者の意見が生で聴けるメリットなんですよね。
で、私と言えば、2月締め切りの論文提出にとりかかってます。