ダイエットFの榊@管理栄養士です。
肥満大国となったアメリカの報道です。
来年の3月からニューヨークで炭酸飲料の容量が規定されます。
ニューヨークはこのようなことに、意外と積極的なのです。
心筋梗塞の原因とされるトランス脂肪酸についても、とっくに市内のレストランでトランス脂肪酸の含んだ食品および調味料の使用を禁止していたり・・・
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【ニューヨーク=柳沢亨之】米ニューヨーク市は13日、糖分の多い炭酸飲料などについて、16オンスを超える大型の容器で販売することを禁じる措置を発表した。
16オンスは約473ミリ・リットルで、ビール中瓶よりやや少ない量。肥満の防止が目的で、米メディアによると、米国で初の試み。来年3月12日から施行する。
今回の措置は、同市のブルームバーグ市長が主導。市当局の管轄下にあるレストランや屋台、スタジアムの売店などの全業者に実行が義務づけられ、市当局は違反業者に200ドル(約1万5500円)の罰金を科す方針。果汁100%のジュースやダイエット飲料は規制の対象外となる。
米国は、肥満者の比率が3割超と先進国の中でも最高水準で、同市でも毎年約6000人が肥満関連の病気で死亡している。ただ、米国では炭酸飲料は20オンス以上の容器で提供されることが多く、市民の間では、「消費者の自由を奪う」などと不満の声も強い。米紙ニューヨーク・タイムズの世論調査によれば、市民の約6割が反対しているという。